中国のスマートフォンメーカーがインド市場を席巻する理由

既に戦い方を知っていた中国のスマホメーカー

2018年04月09日 10時56分

Huawei、Oppo、Vivo、Xiaomiといったビッグネームが続々と新たな市場インドに参入してきました。
低価格スマートフォンを造る以外に何の強みも持たなかったインドのメーカーは、
HuaweiやGionee、Xiaomiといったメーカーの前になす術もありませんでした。
彼らは低価格帯だけでは無く、さらに上のクラスの製品を投入し、売上げを伸ばしていきます。
インド国民が求めていること、求めている製品を既に見抜いていたのです。
 
中国のスマートフォンメーカーは、インド以外の新興国でも、ほぼ同じ方法でシェアを獲得していると言っていいでしょう。
 
インドは、VivoやOppoにとってはよく知った場所でした。なぜなら彼らはMicromaxなどのインド企業のODMパートナーだったのです。
そのためインドの消費者がどのようなスマートフォンを望んでいるのかについて知らないはずがありませんでした。
 
そして当然、VivoやOppoは自分たちの強みと言える技術を持っていました。セルフィーカメラです。
この二つのメーカーは、世界でもこのセルフィーの分野で最先端を走るメーカーです。
彼らはすでに、世界最大のスマートフォン市場で、激しいシェア争いを経験し、どのように戦えばいいのか知っていたのです。
 
現在、Xiaomiのような、より強力な中国のスマートフォンメーカーがインドにやってきて、インドのメーカーはパニックに陥っています。
あるインドのスマートフォンメーカー元幹部は、
 
「中国のスマートフォンメーカーは、既に自国でスマートフォン市場を見ていたので、知識と経験の蓄積があった」
 
と話しています。
 
しかし、中国のスマートフォンメーカーがインドにおいて本当に違いを作ったのは、彼らが持ち込んだ製品のバリエーションにあると考えている人物もいます。
 
「中国のスマートフォンメーカーは、デザインを通じて差別化を積極的に進めていましたが、お金を湯水のように費やしているわけでは無い。
中国のメーカーはコピーして同じものを作り続けるのではなく、別のバリエーションも作ってくる。インドのメーカーはコピーするだけでは無いだろうか」